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Twitter広告を成功させる3つのポイント【2万円で3.5万インプレッション獲得】

Twitter

こんにちは。「Mental Health Biz」編集長の田中です。

先日、ビジネスコンテスト『Mental Health Biz 2021』の認知を拡大して応募者を増やすためにTwitterの有料広告を使ってみました。SNSの有料広告を使うのは初めてだったのですが、「無名な個人」や「サービスを立ち上げたばかりの法人」が認知を広める手段としてTwitter広告はピッタリだなと感じました。

そこで、Twitter広告の使い方や実際に2万円を投資してみた結果と成功要因を分析していきます。

やすまさ
やすまさ

Twitter広告はやり方を間違えると、全然反応がなく広告費を無駄にしがちです。

効果的な活用方法を参考にTwitter広告を最大限活用していきましょう!

Twitter広告を活用するポイント

・1秒で何が面白いのかがわかるようにする

・応援したくなる「個人」の挑戦を投稿して共感してもらう(※企業公式のいかにも広告らしい投稿は拡散されないので注意)

・反響があった投稿に広告をかけるのもあり

「いいね」「リツイート」してくれた人は必ずフォローして後追いをする

Twitter広告とは?

TwitterやFacebookなどのSNSには、広告料金を支払うことで投稿を拡散する有料広告機能が付いています。

Twitterの場合、1つのツイートに対して広告料金を課金して認知を拡大することが可能です。

Twitter広告「2万円」で3.5万インプレッションを獲得!

僕は2021年9月10日に投稿した以下のツイートに対して、Twitter広告を利用しました。

目的は、ビジネスコンテスト「Mental Health Biz 2021」の認知拡大です。

Twitter広告が最も投資対効果が高いと考えた理由

広告宣伝費として投資できる金額は、1〜2万円という限られた予算でした。1人でも多くの、メンタルヘルス×ビジネスに関心のある方に知ってもらうために投資対効果が1番高い方法を検討した結果、おそらくTwitter広告が良いだろうと考え、Twitter広告を実践してみました。

結果としては、期待以上の成果を得ることができました。

やすまさ
やすまさ

Twitterは「お!面白そう!」とライトに興味を持ってくれそうな人にアプローチするのに最適です。

Twitter広告に2万円投資したデータ上の成果

今回は、2万円の広告で得られた成果は以下の通りでした。

  • インプレッション:10722
  • エンゲージメント:975
  • いいね:719
  • リンクのクリック:24
  • リツイート:23
  • 返信(リプライ):1
  • フォロー:4

特筆すべきは、「いいね」が719件も得られていることと、その割に「リンクのクリック」はたったの24件であることです。プレスリリースの中身は見ずに、単純に面白そうな取り組みだからちょっと応援してあげようと「いいね」だけクリックしてくれた方が多かったのかなと思います。

オーガニック(広告以外)も相乗効果で向上し、合計3.5万件以上のインプレッションを獲得できました。

データには表れないTwitter広告の真の成果

Twitter広告に2万円を投資した結果、数値的には申し分ない成果となりました。しかし、「数字には表れない2つの成果」がTwitter広告の真の成果だと僕は思います。

  • 「いいね」や「リツイート」を一定量担保できることで、広告以外のエンゲージメントも高めることができること
  • 応援してくれていて、DMを送付できる「見込み顧客」を低予算で獲得できること

この2点です。

広告経由で719件の「いいね」を獲得したことで、相乗効果で広告以外からの「いいね」や「リツイート」も増えていきました。僕のことを知らない人がパッとTwitterのプロフィールを見たときに、数百件の「いいね」がついたツイートが固定されていることで、「ほぉ、ある程度応援してくれる人がついている人なんだな」と感じてもらいやすいです。

たった1つのツイートの「いいね」の数が、ハロー効果でその人自身の信用に繋がるのだと思います。

Twitterで投稿にいいねをしてくれている人は、アカウントがわかるためDMを送付することもできます。設定でDMを受けないようにしている人もいますが、「いいね」をされた直後にフォローをすると、フォローバックしてもらえる可能性は高いです。相互フォロー関係になれば、ある程度の信頼関係が築けて、連絡も比較的取りやすくなります。

自分を応援してくれる見込み顧客を圧倒的な低予算で集めることができるのが、Twitter広告の最大のメリットだと思いました。

Twitter広告を設定する5つのステップ

Twitter広告はスマホでもPCからでも簡単に設定可能です。今回はPC版の画面を用いて説明します。(スマホもPCも設定方法はほとんど一緒です)

【1】拡散したいツイートを投稿する

まずは拡散したいツイートを投稿します。いわゆる企業広告のようにするのではなく、個人としてのツイートにすることがおすすめです。協力してくれている専門家やユーザーさんのツイートを広告することもおすすめです。応援してもらいやすいもの、シェアしたいと思われるようなものにしましょう。

僕は自分自身のツイートで、【拡散希望】という旨を明記し、「ビジコンのプレスリリースを配信した」という投稿を使いました。

【2】ツイートアクティビティで反応を確認する

投稿からしばらく様子をみて、「いいね」や「リツイート」がある程度されていれば、Twitter広告でインプレッションを増やした際にも一定の成果が期待できます。そのため、実際に投稿して、広告を課金していない状態でどれくらい拡散されているかを事前に確認することがおすすめです。

ツイートの右上にある3点リーダーをクリックします。マウスのカーソルを合わせると「もっと見る」という文字が出てくるところです。

「ツイートアクティビティを表示」というメニューが出てくるのでこちらをクリックします。

すると、ツイートがどれくらいの人に見られているのかの成果を分析できます。

【3】「ツイートを広告に使う」をクリック

Twitter広告で拡散したいツイートが決まったら、ツイートアクティビティ画面の一番下にある「ツイートを広告に使う」ボタンからTwitter広告の設定をします。

「ツイートをプロモーションする」という画面が出てくるので「はじめる」をクリックします。

【4】オーディエンス(配信対象)の設定

次にオーディエンスをカスタマイズという画面で、広告の配信対象を設定していきます。

最初に場所、年齢範囲、性別を設定できます。僕は日本の比較的若い人にアプローチしたかったため、以下のように「日本」で「13歳〜34歳」で「性別指定なし」を選びました。

ちなみに、年齢はざっくりとした範囲しか指定できなくなっています。

【5】広告予算の設定

次に広告に使う予算を設定します。日別予算と期間を設定することで、合計いくら使うかと推定リーチ数がわかります。1日の予算の最低金額は5,000円です。そのため、僕は1日あたり「5,000円」で、「2日間」に限定して土日に配信しました。

【6】支払い方法を指定して広告配信開始

配信対象と予算を決めると、確認画面が出てきます。最初は支払い方法の入力が必要になるので、クレジットカードなどの情報を入力します。二回目からは前回のクレジットカードの情報をそのまま利用可能です。

「プロモーションを作成」をクリックすると、Twitter広告が配信開始されます。

【7】広告の成果の確認

ツイートアクティビティを確認すると、広告以外での成果は水色で、広告での成果は黄色で表示されます。

「詳細を表示」をクリックすると、Twitter広告の詳細を確認できます。複数回広告配信した場合は「キャンペーン」から各回ごとの結果を見れます。

Twitter広告を成功させるための3つのポイント

今回、Twitter広告をビジコンの認知拡大のために活用してみた結果を踏まえて、3つの成功要因があるなと思いました。

【1】応援したくなる個人の投稿を使う

1つ目が「応援したくなる個人」の投稿を使うこと。

企業の公式アカウントの堅苦しいツイートで応援してもらうことはなかなか難しいです。いかにも宣伝感のあるツイートは、リツイートしたいと思われません。

顔の見える個人の想いやストーリーが垣間見えるツイート、なんなら隙のある少し素人っぽいツイートの方が、応援したくなって気軽に「いいね」や「リツイート」をしてもらえます。

団体の公式アカウントよりも、代表の個人アカウントや運営スタッフ、パートナー、ユーザーのアカウントで投稿されたものの方がシェアはしてもらいやすいです。

キャッチーな表現で、「へ〜面白そう」「いいじゃんこれ」「なるほどね」と思ってもらえることも大切です。

1秒見てよくわからないものはスルーされます。

やすまさ
やすまさ

どうしたらスマホの親指のスクロールを止めて、「お!いいね!」とクリックしてもらえるかを考えます。

【2】広告なしでも反響があった投稿に広告をかける

2つ目が、反響のあったツイートに広告をかけるということ。当たり前のことですが、Twitterの全ての投稿の成果はアクティビティから確認することができます。広告なしで1件も「いいね」がついていない投稿に、いくら広告予算をかけても暖簾に腕押しです。

何度かツイートしていく中で、たまたま反響が良かったツイートを使うのがおすすめです。

広告(特にWEBマーケティング)の世界では予算の10%ほどを利用してABテストが必ず実施されいます。ABテストとは、どんなデザインや媒体を利用する広告が一番効果が出るのかを実際にやってみて検証し、一番成果が出たやり方にその後の広告予算を投資する方法です。

広告をかけずに投稿してみて反響が良かったものは、広告投資をしたときも反応率が高い可能性が高いということです。

【3】「いいね」「リツイート」してくれた人をフォローする

3つ目が、広告を配信した後のアクションです。「いいね」や「リツイート」をしてくれた人を徹底的にフォローしていきましょう。固定ツイートがある方には、そのツイートに「いいね」もしておくと記憶に残るので良いと思います。

すると、心からプロジェクトを応援してくれている人は、フォローを返してくれることが多いです。

たった1回でも「いいね」をしてくれた人は、ユーザーインタビューに協力してもらえたり、将来の見込み顧客になったりと、ビジネスを成長させるための貴重なパートナーになりうる1人です。

ザイオンス効果(単純接触効果)といって、接触する回数が単純に多いほど好感度や評価は高まります。

機会損失にならないよう、徹底してフォローやいいねでの後追いはしておくのがおすすめです。

Twitter広告で、応援してくれる人を見つけよう!

Twitter広告は、新しく事業・プロジェクトを立ち上げた人が共感してくれる応援者を見つけるのに非常に有効な方法です。ぜひTwitter広告を成功させる3つのポイントを参考に、活用いただけたらと思います。

Twitter広告に関する参考書籍

Twitterを活用した集客方法を体系的に学ぶにはこちらの書籍がおすすめです!