【生成AIと障害者支援】書籍出版のクラファン挑戦中!

5分で終わるインボイス制度対応【創業1期目社長の体験談】

2023年10月から運用開始になるインボイス制度。弊社も2022年2月にe-Taxを使って登録申請をしました。

意外とあっさりできたので、インボイス制度対応で必要なe-Taxの手続き方法について5ステップで解説します。

やすまさ
やすまさ

小さい会社や個人事業主にとって、インボイス制度の対応は死活問題なのです。

そもそもインボイス制度とは何か?

インボイス制度とは、2023年に始まる消費税を正しく徴収するための請求書の発行方法についての制度です。

「正確な適用税率や消費税額等を伝えるルールに準拠した請求書」のことを「インボイス」と呼ぶことになっています。具体的には「登録番号」「適用税率」「税率ごとに区分した消費税額等」の記載が必要になります。

インボイスを発行するためには、インボイス発行事業者の登録申請が必要です。

やすまさ
やすまさ

ちなみに、インボイスを日本語に略すと「請求書」のことです。

「インボイス対応の請求書」と言うと、「請求書対応の請求書」という意味になるので、ちょっとセンスのない制度名な気がします。笑

e-Taxでインボイス制度の申請をする方法

インボイス発行事業者の登録申請はe-Taxとスマホを使えば簡単に5分でできます。

この記事では、e-Taxでの登録方法を解説します。

【1】e-TaxのWEB版にログインする

まずはe-Taxにログインします。WEB版は以下からログインできます。

e-Tax WEB版ログインページ

まずは、メインメニューの「ログイン」ボタンをクリックします。

少し面倒ですが、利用者識別番号、暗証番号を入力して「ログイン」ボタンをクリックします。

【2】インボイス制度の申請に進む

「申告・申請・納税」をクリックします。

「新規作成」の「操作に進む」ボタンをクリックします。

次に、1番下の方にある「インボイス制度の申請・届出を行う」から、自社の状況にあった申請をクリックします。

【3】確認事項にチェックを入れて送信する

最初に確認事項が表示されます。

それぞれチェックボックスにチェックを入れて「次へ」をクリックします。

申請書を提出するといつから登録を受けるのかの確認があります。

問題なければ「はい」を選択して「次へ」をクリックします。

【4】マイナンバーカードを使って電子署名をする

電子署名をマイナンバーカードとスマホを使ってします。ICカードリーダーでやることも可能です。

マイナンバーカードを持っている人は「カードタイプの電子証明書をご利用の場合」をクリックして、「次へ」に進みます。

認証局サービス名は「公的個人認証サービス(マイナンバーカード)」を選び、「次へ」に進みます。

すると電子署名の付与について、2つの方法が出てきます。

スマホの場合は「スマートフォンで読み取り」をクリックします。

すると、QRコードが表示されます。このQRコードをスマホのマイナンバーカードのアプリで読み取ると電子署名をすることができます。

【5】申請完了の通知確認

スマホで暗証番号を入力して、マイナンバーカードを読み取り、電子署名が完了したら無事申請もできます。

確認画面として以下のような画面が出てきます。バックアップとして画像を保存しておきましょう。

以上で、インボイス制度の対応で必要な手続きは完了です。

まとめ:インボイス制度の対応はe-Taxとスマホでやろう

e-Taxとマイナンバーカードとスマホを使えば5分で終わります。

免税事業者にとっては、10%の売上の積み増しができていたのが無くなるのは痛いですが、これまでが恵まれすぎていただけ。インボイス制度の運用開始に伴って、個人事業主や免税事業者とは取引を辞めたり、取引金額を見直す動きはほとんどの企業でされるでしょう。

事実上、インボイス制度に対応しない手はないかなと思います。

申請手続き自体は5分でできるので、ぜひe-Taxでやってみてください。