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【体験談】GMOあおぞらネット銀行の融資枠型ビジネスローン「あんしんワイド」で500万円を借りてみた

こんにちは。株式会社パパゲーノ代表取締役の田中康雅です。今回は非常にニッチだけどありがたい融資サービスを紹介します!

僕自身も創業1年半のタイミング(2023年8月)に利用して経営を前に進めるのにかなり役立ちました。無事に2024年7月に全額返済し終えています。もしこの短期融資を使っていなかったら、従業員の給与向上や業務委託での開発投資などに安心して踏み切れなかったと思います。

「融資で資金調達したいけど、なかなか銀行が貸してくれなくて困っている!」という方の参考になれば幸いです。

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融資枠型ビジネスローン「あんしんワイド」とは?

GMOあおぞらネット銀行の融資枠型ビジネスローン「あんしんワイド」は、1年ほどで返済することを想定された短期融資の商品です。最大1,000万円をスピーディーな審査で借りることができます。金利は0.9%~14.0%です。

GMOあおぞらネット銀行のビジネスローンを強くオススメしたい方

融資枠型ビジネスローン「あんしんワイド」をおすすめしたいのは以下のような経営者の方です。

  • 創業直後や赤字で公庫や民間金融機関からの長期融資の交渉が難しいが、追加で数百万円必要な方
  • 社員採用や賞与の支給などでとにかく急ぎで数百万円必要な方
  • 決算後に公庫や民間金融機関から追加融資を狙っているが、それまで1年ほど返済実績を重ねる期間を繋ぎたい
  • 広告投資をもっとすれば売上が伸びるのは見込めているので、一歩踏み込んで投資したい方

ビジネスローンは各社提供していますが、金利水準も、申込の手間も、起業家にとって一番ありがたい設計になっているのがGMOあおぞらネット銀行だと思います。

GMOビジネスローンの評価
審査の通りやすさ
 (5)
着金までのスピード
 (5)
申請手続きのシンプルさ
 (5)
融資で借りられる金額
 (4)
金利
 (3)
経営者の個人保証
 (5)
返済期間
 (2)

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【体験談】なぜビジネスローンを使ったのか?

僕がGMOのビジネスローンを使った理由は4つあります。

【1】国の許認可取得に現預金残高の証明が必要だったため

パパゲーノ社は「就労継続支援B型」という障害者総合支援法に基づくサービスの指定を2023年9月1日に取得して運営しています。この指定申請をする際に、現預金残高が充分に法人の銀行口座にあることの証明を求められていました。

必要な現預金は2950万円ほど。会社の現金はあと数百万円足りない状態でした。そのため短期融資でも何でも良いので数百万円の現金を集めなければならない状況でした。

【2】売上着金が2ヶ月後で運転資金に余裕を持たせたかったため

2つ目の理由が、売上の着金が2ヶ月後と通常のビジネスと比較して着金が遅く運転資金がより多く必要な事業を運営していたためです。

【3】追加融資に向けて返済実績を稼ぎたかったため

3つ目の理由が追加融資に向けて返済実績を稼ぐためです。パパゲーノ社は創業時に以下の2つの長期融資で900万円を調達していました。

  • 日本政策金融公庫:300万円
  • みずほ銀行:600万円(経営者の個人保証あり・信用保証協会の保証付)

これらの融資の返済実績を積み重ねて、より大きな金額で借り換えをしたいと考えていました。

【4】経営者の個人保証を外せる融資だったため

4つ目の理由が経営者の個人保証。創業まもない会社や赤字で信用力の低い会社は、銀行が法人に融資する際に経営者を連帯保証に入れます。つまり、法人で借金が返済できなくなったら、社長個人が肩代わりして返済する義務があるということです。

GMOあおぞらネット銀行のビジネスローンは、経営者保証が不要でした。そのためデメリットは利息くらいです。安心して借りる判断ができました。

ビジネスローンの申込手続きの流れ

手続きはとてもシンプルでした。元々GMOあおぞらネット銀行の法人口座は持っていて、かつ、会計freeeを使っていたため簡単でした。(会計freeeを使っていなくてもこの融資自体は申込できるようです。)

  • GMOあおぞらネット銀行の口座を開設して使う
  • freee会計と連携して情報提供をする(任意)
  • 審査に申し込む
  • 電話で審査員の質問に回答する

インターネットで申込、会計freeeと連携すると自動である程度の審査をしてくれます。その後、電話で担当者の方から「資金使途は何ですか?」「この入金はどういう売上ですか?」と細かい質問を15分ほどされて審査完了です。審査スピードの早さに感動しました。

やすまさ
やすまさ

freee会計も簡単に使えて便利なので、これから会計業務をする方にはおすすめです!

(ただし、最近はどこの会計ソフトも値上がり傾向です)

パパゲーノ社の審査結果

GMOあおぞらネット銀行とfreeeを同期していたためか、定期的に自動で審査結果が届いていました。元々は「年利8%」などの審査結果だったのですが、徐々に入出金が増えていくについれて利率は下がっていきました。

最終的には「3%」まで利率が下がりました!

契約条件は下記の通り。500万円を年利3%で借りて、1年間で返済することになりました。

  • 融資金額:500万円
  • 金利:年3.0%
  • 返済期間:1年間(12ヶ月)

500万円を年利3%で借りると返済総額は約509万円

元金を全く返さない場合、500万円を年利3%で借りると単純計算で「500万円×3%=15万円」になります。しかし今回のように1年間で徐々に返済していく場合は、利息も徐々に減っていきます。そのためトータルで支払った利息は「92,355円」でした。

ざっくり、500万円を借りて、1年後に509万円を返済したことになります。

融資の条件と返済予定表

  • 融資金額:500万円
  • 金利:年3.0%
  • 返済期間:1年間(12ヶ月)
  • 返済額:5,092,355円
  • 利息:92,355円

GMOの公式サイトはこちら!

よくある質問

Q.申込から着金までどれくらいかかりますか?

最短で2営業日です。かなり審査と着金までのスピードが早いので、急いで数百万円借りたい時にはとても助かります。

Q.赤字でも借りられますか?

多くの銀行の融資は「決算書」を見られます。一方でGMOのビジネスローンはfreeeのデータなどから「直近の入出金」を元に審査してくれます。そのため赤字決算であっても、直近でしっかり売上が立っていて1年後に返済できる目処が立っていることを示れば借りることはできると思います。

やすまさ
やすまさ

創業期でも、赤字でも、借りられることは公式サイトでもアピールされています!

Q.足元の現預金はまだあるのですが、いつ借りるのが良いですか?

足元の現金があるタイミングで借りてください!現預金が多い時は審査が一番有利な時です。ビジネスローンとはいえ、銀行は「晴れの日に傘を貸し、雨の日には傘を貸さない」のが基本です。

経営状況が悪化してからビジネスローンに申込むと高い利息が必要になったり、最悪の場合審査に通らない(ゼロ回答)です。余裕があるうちに申込みましょう。

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Q.経営者の個人保証は必要ですか?

不要です。これが融資枠型ビジネスローン「あんしんワイド」の魅力の1つです。万が一、事業が傾いて会社が倒産しても、借金を代表個人が肩代わりして返済する必要がないのです。安心して融資で現預金を増やし挑戦できます。

Q.利率を安くするは交渉できますか?

電話での審査の際に、「利率どれくらいなら融資実行したいか?」を審査員から直接聞かれました。「安ければ安い方が嬉しいですが、3%くらいならしたいと考えています」と率直にお伝えしたら、3%という審査結果になりました。

GMOあおぞらネット銀行の営業担当としても、融資が実行できないとなれば売上にならないので、相手の温度感をみつつ最終的な審査結果を決めている様子でした。一定の現預金があれば利率は多少交渉できるかもしれません。

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