自分にぴったりのイヤホンがなかなかなくて悩んでいて、色んな意味で「やさしいイヤホン」がほしいなと感じています。
実在するイヤホンの話ではなくて、「こんなのあったらいいな〜」という妄想をこのnoteではまとめます。「自分にとって理想のイヤホンって何だろう
」をひたすら考えます。誰得なんだか。
中学生くらいからずっとeイヤホンのブログとかYouTubeで情報収集して新商品が出るたびに店頭で視聴していたくらいにはイヤホン・ヘッドホンが好きなガジェオタなので、今でも情報収集はよくしています。結局買わないことが多いんだけどね。
ちなみに、紆余曲折を経て僕が今使っているイヤホンはSONYの「LinkBuds S」です。梱包もプラスチックを使わず環境配慮されていて、使い心地に徹底的にこだわっていて、通話品質も高いのが気に入っているポイント。ただしコスパはそんなに良くないので万人にはおすすめできないです。
こういうイヤホンがほしいのです
前提情報として、僕がこれまでに使ってきたイヤホン・ヘッドホンと現在使っているものは以下の通りです。今はApple純正の「EarPods」とSONYの「LinkBuds S」を使っています。
これまで愛用していたイヤホン・ヘッドホン
【Final Audio Design】final E3000C FI-E3DSSC
【シュア】SE215SPA
【DENON】AH-D1100
【SONY】WH-1000XM3
【Apple】Air Pods Pro(外音取り込みとノイキャンに感動。)
【Beats】Beats X
【パナソニック】 Technics EAH-AZ60(音質は良いけど合わなかった。)
【Apple】EarPods(iPhone付属のやつ。通話品質が良い。)
【SONY】LinkBuds S(使い心地が最適で使っている。)
ほとんど売却していて、手元にあるのは「Air Pods Pro」「EarPods」「LinkBuds S」のみ
結論としては、「AppleのEarPods」と「SONYのLinkBuds S、もしくは、Air Pods Pro」を足し算したような「インナーイヤー型のノイズキャンセリングイヤホン」がほしいな〜と思っております。色んな意味での「やさしさ」を兼ね備えたイヤホンがほしいのです。
僕がほしいやさしいイヤホン
・インナーイヤー型
・完全ワイヤレス
・ノイズキャンセリング機能付き
・聴き疲れしない音づくり
・イヤホンに流れた音の時間や質を記録して可視化し、自分の生活スタイルの特徴を分析したりストレスの警告をしてくれる
・バッテリー交換やモデル交換ができて環境にもやさしい
・プラスチックは極力使わないでほしい
・価格は1万円〜2万円くらいだと嬉しい
インナーイヤー型で、完全ワイヤレスで、ノイズキャンセリング機能つきのイヤホンって現状ほぼないんですよね。
イヤホンに求めるものの変化
リモートワーク、ビデオ通話が多いライフスタイルに変わったことで、イヤホンに求めることも大きく変わってきています。主に以下の4つがいち消費者として実感していることです。
【1】装着時間が増えて、カナル型イヤホンに疲れた
ここ1〜2年間で、1日のイヤホンの装着時間がとても長くなりました。なぜかというと、リモートワークやビデオ通話をする機会が爆増したことで、イヤホンは「音を聴くときにつけるもの」から、「ほぼ一日中つけているもの」になったからです。
2020年までは、平日は通勤時間などに「1日2〜3時間」つけているものでした。それがリモート前提の社会になってからは体感としては「1日5〜8時間」くらいつけています。質的にも、「音楽を聴く時間」より「ビデオ通話を聴く時間」「Podcastを聴く時間」が増えたなと感じています。
自分は外耳炎を経験しており、カナル型のイヤホンを長時間つけていると耳に違和感があったりもするので、インナーイヤー型で良いイヤホンがあったらなと感じています。
【2】音を聴く道具から、生活の一部への変化
装着時間が増えていることと重なりますが、イヤホンが音楽を聴く道具から、仕事道具であり生活の一部に変化しているなと感じます。ビデオ通話をしない日はないです。外音取り込み機能が実用的なレベルになっているため、コンビニでの買い物やちょっとした家事の場面では「イヤホンを外す」という行為をしなくなってきています。
スマホを肌身離さず1日中持ち歩いているように、スマートウォッチを朝起きてから夜寝るまでずっと装着しているように、イヤホンも生活の一部に溶け込みつつあるなと思います。
そうなると、イヤホンに求めるものは「音質の良さ」とかではなく、「1日中快適に着けていられるか?」にシフトしていくと思います。
そうすると、耳に入ってくる音の特性から、ストレス度合いを計測して可視化したり、爆音で耳に負荷がかかっている場合はアラートを飛ばしたり、という機能もより実用的になってきそうですよね。
【3】マイク性能(通話品質)を重視するようになった
イヤホンのマイク性能なんて気にしたことがほとんどなかったのですが、無線イヤホンのマイク性能はあまり良くありません。口元からマイクまでの距離が遠いため、古いトランシーバーで通信しているみたいな音声になりがちです。
仕事道具としての側面が強くなって、イヤホンの通話品質をすごく重視するようになりました。
【4】経年劣化しても、お気に入りを使い続けたい
イヤホンは、無線が当たり前になったことで、「断線しなければ永遠に使えるもの」から、「経年劣化するもの」に変わってしまったなと感じています。リケーブルできるイヤホンなら死ぬまで使えるというのが旧来の常識だったのに、無線による便利さと引き換えにバッテリーを搭載して、充電して利用し、そしていつか劣化していくものになりました。
手元にあるイヤホンだと、2020年5月29日に購入したAirPods Proが1番長期間使っていて2年ちょっと経過しているのですが、まだまだ現役。
・バッテリー交換
・ドライバの交換やメンテナンス
・ソフトウェアアップデート
などで長期間お気に入りのイヤホンを使えると嬉しいですね。
そして梱包にプラスチックを使わないとか、脱炭素への取り組みとか、その辺りは当たり前にやってほしい。SONYのイヤホンの梱包とか本当に流石。Nothing ear (1)などもサプライチェーンの透明性の説明責任を果たす姿勢は素敵だなと思います。
私たちはまず、ジュネーブに本社を置くSGSなどの国際的な第三者認証機関と協力して、エコシステム内の初製品の二酸化炭素排出量を独自に評価しました。
Nothing ear (1)の商品ページより引用
1.78kgの炭素を吸収するため、製造工程はすべて認証を受けた再生エネルギーを使用し、さらにVGS基準に基づいて炭素クレジットを追加購入することで、残りの排出量を埋め合わせしました。
「やさしいイヤホン」がほしいな〜
①耳にやさしい
②心にやさしい
③環境にやさしい
④お財布にやさしい
みたいな感じで、色んな意味で「やさしいイヤホン」がほしいな〜とという個人的な願望でした。こんなイヤホンあったらいいのにね。
おすすめのイヤホンがあれば、教えてください。
イヤホンって昔は嗜好品的な位置づけだったかと思いますが、仕事道具になったことや、1日4〜5時間、月150時間、年間1800時間くらい使うものと考えると、使い勝手のいいものをある程度の価格で買ってもいいかなと思えます。
ということで、コスト度外視でも良いので、「インナーイヤホンで、完全ワイヤレスで、ノイズキャンセリング機能つき」のやさしいイヤホンを先進的なメーカーさんが開発してくれることを祈っております。笑
むしろなぜ誰も作らないんだろう。技術的な課題があるのかしら。
僕が試した中で巡り合った「EarPods」と「LinkBuds S」を今は使っているのですが、他にもおすすめのものがあれば、ぜひ教えてください。