年末年始いかがお過ごしでしょうか。
ふるさと納税が12月末までが〆切なので、駆け込みで宮城県石巻市ふるさと納税をして、お得にヘッドセットを手に入れることができました。アシダ音響という日本のメーカーのヘッドセット「MT-669CT」というモデルです。
使ってみてかなり満足しているのでご紹介します!
アシダ音響のヘッドセット「MT-669CT」とは?
「MT-669CT」とは、片耳タイプの有線ヘッドセットです。右耳につけることも、左耳につけることもできます。
主なスペックは以下の通り。
- 接続端子:4極プラグ(よくあるイヤホンジャックです)
- おすすめの用途:オフィス・テレワークでのビデオ会議に最適
- 重量:約70g(かなり軽い!)
- 特徴:マイクアームが約270度の可動式で左右どちらでも使用可能
自分は片耳タイプのヘッドセットを買うのが初めてだったので、「ふるさと納税だし正直合わなかったら売っちゃっえばいいかな」という気持ちで、物は試しと購入してみました。
最近流行りの外部音取り込みモードを片耳空けることで物理で実現しているスタイルです。
メーカーのアシダ音響株式会社(ASHIDAVOX)とは?
アシダ音響株式会社(ASHIDAVOX)は、ヘッドホン、ヘッドセット、イヤホン、マイクなど音響機器の設計開発、製造、販売を行っている会社です。本社は東京都品川区の大崎にあります。
1973年に宮城県石巻市に「東北アシダ音響株式会社」という子会社を設立し、生産拠点としています。そのため、宮城県石巻市のふるさと納税として、いくつかの商品が購入できるようになっています。
ヘッドセット「MT-669CT」の価格
定価は税込4,620円でAmazonで購入できます。
以前、ゼンハイザーの有線ヘッドセットを使っていたのですが、6000〜7000円くらいだったもののすぐに壊れてしまいました。価格的にはこちらの方が安いのですが、作りやマイク性能は「MT-669CT」の方が良い部分もあってコスパは高いなと感じています。
(ゼンハイザーのこちらのヘッドセットは、通話品質は高いがいかんせん壊れやすい。笑)
ふるさと納税の価格
アシダ音響のヘッドセット「MT-669CT」は宮城県石巻市ふるさと納税で購入することができます。
ふるさと納税の価格は、2022年時点では「16,000円」で、自分は楽天市場で購入しました。
ふるさとチョイス、さとふる、ふるなびなど、各種ふるさと納税サイトで購入できると思います。
ヘッドセット「MT-669CT」のレビュー
実際にヘッドセットを仕事に使ってみました。ZoomやGoogle Meetでのビデオ通話、Discordでの音声チャットなどに使ってみています。
装着している様子はこんな感じ。何より軽い装着感が良きです。
有線でサクッと繋がって、マイク品質も高いので、とても気にいっています。
静かな室内でのマイク音声の比較
自分が所有しているイヤホンをいくつか比較して、静かな自宅でのマイク音声と、うるさいカフェでの音声を録音してみました。聴き比べると、音質の良さが実感できるかと思います。
まずは静かな室内ver.から。
アシダ音響の「MT-669CT」を室内で使ったマイク音声
こちらが初めて「MT-669CT」を使った時に録音した音声。少しテンションが上がり大声を出していて、しかもマイクの距離をちょっと口元に近いところにしていたせいでやや音割れしています。もう少しマイクと口の距離を話すともっとクリアに聞こえます。
Appleの「EarPods」を室内で使ったマイク音声
実はEarPodsも普通に使う分には申し分ないくらいマイク品質は高いです。
SONY「Link Buds S」を室内で使ったマイク音声
こちらが完全無線ワイヤレスイヤホンSONY「Link Buds S」の音声。やはり口元とマイクの距離が遠いので、声が機械っぽくなっています。完全無線ワイヤレスイヤホンは、あまり通話には向かないですね。
うるさいカフェ店内でのマイク音声の比較
次にこちらはうるさいカフェの店内。かなりBGMがうるさいお店でした。
アシダ音響の「MT-669CT」をBGMのうるさいカフェで使ったマイク音声
声自体はクリアに聞こえていますが、背景のBGMもガッツリ拾ってしまっています。指向性が高いマイクではないので、満遍なく綺麗に全体の音を届けている感じです。
これはこれでありだけど、カフェで使うのは不向きかもしれないです。
自宅で使っているときは、例えば水道の水を台所で流していたりすると、ちょっと背景の音が入りすぎて気になったりするかもしれないです。
Appleの「EarPods」をBGMのうるさいカフェで使ったマイク音声
EarPodsもMT-669CTと傾向は似ていて、周りの音を結構拾ってしまいます。
SONY「Link Buds S」をBGMのうるさいカフェで使ったマイク音声
SONYのLink Buds Sは背景ノイズをカットして自分の声だけを届けてくれるAIによる処理がかかります。
その結果、ものすごく残念な音声になって、聞くに耐えません。
基本的に完全無線ワイヤレスイヤホンは、口元とマイクの距離が遠いので喋り声が機械音になりがちです。その上、周囲がうるさい環境で使うとノイズキャンセル機能の制御が入ってしまい、自分の声もかき消されて聞くに耐えない音声になります。あまりお勧めはできないです。
アシダ音響の「MT-669CT」のAmazonでの評価
Amazonでの評価はかなり高め。82%の人が星5つのレビューをしています。
結論:自宅でのビデオ通話に1台あると重宝します!
今は外出時はAnkerの「H700」を持ち歩いていて使っています。口元にマイクがあるので、カフェでも自分の声だけを綺麗に届けてくれます。ノイズキャンセル機能も優秀で周りの騒音もほぼ気になりません。
とはいえAnkerの「H700」は長時間つけているとオンイヤー型で側圧が強めなので少し耳が痛くなります。
そのため、自宅でのビデオ通話には基本的に有線のアシダ音響のヘッドセット「MT-669CT」を使っています。
作業中に集中したい時は「AirPods Pro2」、自宅でのビデオ通話はアシダ音響の「MT-669CT」、外出時のビデオ通話はAnkerの「H700」という3台体制で運用しています。
片耳での通話であることさえ許容できれば、マイク性能も優秀で、コスパ抜群のヘッドセットなのでおすすめです。
ふるさと納税でも、定価でAmazonなどで購入しても、満足できると思います!
ずっとリモートワークでのマイク性能に悩んでいたのですが、ようやく最適解に辿り着けた気がします。アシダ音響の「MT-669CT」、Ankerの「H700」、Appleの「AirPods Pro2」の3台体制でしばらく頑張ります!